水の汚染物質
 
ダイオキシン類 テトラクロロエチレン
クリプトスポリジウム アスベスト
塩素 1,2-ジクロロエタン
砒素(ヒ素)
水銀
トリハロメタン
トリクロロエチレン
クロルデン
硝酸性窒素
 
 
ダイオキシン類
ダイオキシンは、毒性の強い有機塩素系化合物の一種で、また、シマジンや2−4D、アトラジンなどは、農薬の一種の枯葉剤としてダイオキシン類に含まれます。主な発生源は、ゴミ焼却炉の排煙や製紙工場のヘドロで、そこで生成されたダイオキシン類は、大気や水中に放出されます。地球規模で広がるダイオキシン類による汚染は、日本も例外ではなく、水道水からも検出されています。ダイオキシン類は、空気中から直接吸収されるほか、汚染された土壌や地下水を通し、魚肉類、野菜、穀類、そして水道水などから体内にとりいれられます。ダイオキシン類は、発ガン性があるほか生物のDNA(遺伝子)の染色体を破壊、流産や障害児出産の原因ともなります。また、長年にわたって女性の体内に蓄積したダイオキシン類は、母乳を通してこどもに与えられる危険性が指摘されています。これらの有害物質から私たちのこどもを守っていくには、安全で食物の汚染物質を取り除き、同時に体内をつねに浄化することが大切です。
 
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クリプトスポリジウム
原虫類の一種である。原注とは、単細胞の寄生虫のことです。口から入ると感染します。30個程度の摂取で発症することが判明し、1個でも発症することがあると考えられています。汚染された河川や池、プールなどの水を飲めば、感染し、また、感染した人や動物の糞便などからも感染します。クリプトスポリジウムに感染したら、ほぼ100%の死亡率だとされています。クリプトスポリジウムは塩素消毒では死なないので、水道水が汚染されると、大規模な集団感染が起きるとされています。
 
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塩素
水道法では、給水栓における水が遊離残留塩素 0.1ppm以上(結合残留塩素の場合は 0.4ppm以上)を保持するよう塩素消毒することが定められていますが、上限の規定はありません。安価で非常に強力な殺菌力を持ちますが、水の味と臭いを損ない、その水を使った食事や飲み物の味に影響します。また、髪や皮膚を乾燥させ、プールに入ると皮膚がかさかさになって痒くなり、目が充血し、荒れさせます。髪の毛も、キューティクルが破壊されます。
 
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鉛配管や鉛ハンダなどから汚染されます。鉛の配管はやわらかくて加工しやすく、錆びることもないので、以前は広く使われました。現在はステンレス管と塩化ビニール管がほとんどですが、いまでも使用されています。体に取り込まれると、鉛中毒を引き起こし、知育障害、全身マヒ、神経錯乱などを引き起こす危険性があります。
 
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水銀
産業廃棄物、バッテリー、電子部品などにより、直接的、間接的に水が汚染される可能性があります。腎臓と神経系統の障害の原因になります。
 
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トリハロメタン
発ガン性のほか、中枢機能低下、肝臓毒性、催奇形性やさまざまな他の症状も引き起こします。トリハロメタンは温度が高いほどたくさんできるため、夏場は濃度が上がります。
また、投入塩素に比例して、発生トリハロメタンは増えます。
 
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トリクロロエチレン
トリクロロエチレンは、有機塩素系の化学物質で、トリクレンとも呼ばれている。常温では液体で蒸発しやすく、いろいろな有機物質を溶かす力が強いため、油分や繊維製品のよごれを落とす目的で、工場や事業所などで使われ、特に、半導体の製造産業などでは欠かせないものとなってきた。しかし、トリクロロエチレンは、人や動物の体に蓄積することはないものの、環境中で分解されにくい化学物質で、肝臓や腎臓に障害を及ぼすとされ、動物実験では、がんを引き起こす恐れのある物質であることがわかってきた。また近年、トリクロロエチレンを使用する地域で、地下水から検出され、問題となった。
 
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クロルデン
黄褐色や暗褐色をしている特異な臭いを持つ液体で、1945年代に初めて合成され、1947年からアメリカで工業生産されている有機塩素系の化学物質である。殺虫作用が強く、その効果が長続きすることから、我が国では昭和30年代からシロアリ防除剤として建物の回りに散布したり、木材や合板に注入したりして広く使用されるようになった。
 
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テトラクロロエチレン
トリクロロエチレンと同じように、化学工業製品の合成原料,溶剤,洗浄剤など広い範囲の用途に使われてきました。かつては、主にドライクリーニングの溶剤や金属の洗浄などに使われてきた有機塩素系溶剤ですが、今日では代替フロンの原料としての用途が多い物質です。難分解性のため自然界に残留して深刻な土壌・地下水汚染を引き起こしています。揮発性のため大気中に放出され、人の健康への影響が懸念されており,動物実験で発ガン性が確認されています。発ガン性以外の毒性としては中枢神経障害,肝臓・腎臓障害など報告されている。
 
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アスベスト
アスベストは、天然に産する蛇紋岩系および角せん石系の繊維状鉱物のことで、「石綿(せきめん、いしわた)」とも呼ばれています。耐熱性、耐磨耗性、耐腐食性などに優れるため、建材を中心に巾広く使用されてきました。アスベストが人体へ及ぼす影響として、石綿肺・肺ガンなどがあり、20〜40年の長い潜伏期間を経て発病する場合があると言われています。
今、アスベストが大きな社会問題となっています。自宅の前を通っている古い水道管にも、アスベストが使われている「アスベストセメント管」ものもあり、その水道管が、塩素によって腐食していき、アスベストが水の中に流出するという指摘もあります。さらに、空気中に飛散したアスベストが、川などに混入もしています。浄水器を使っている場合でも、アスベストを除去できているかどうか、確認が必要です。
 
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1,2-ジクロロエタン
1,2-ジクロロエタンは合成化学物質であり、自然界には存在しない。用途は主に塩化ビニールの製造であり、そのほか合成樹脂原料、フィルム洗浄剤、有機溶剤、混合溶剤、殺虫剤、医薬品、化学反応中間体などに使用される。
1,2-ジクロロエタンは麻酔剤のような作用を示し、肝臓、腎臓及び循環器系に損傷を与えることが研究によって示されている。
 
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砒素(ヒ素
砒素は硫ひ鉄鉱(FeAsS)などとして産出する。高純度砒素金属は半導体の原料となる他、無機砒素は木材の防腐、防蟻剤、触媒、脱硫剤、ガラス脱色剤などの用途がある。
同族体のうち灰色砒素は金属光沢及び金属的性質を有する。黄色砒素は非金属的性質を有する。毒性が強い。3価と5価のものがあるが、特に毒性の強い3価の砒素(亜砒酸)による中毒事件が多い。発がん性物質。
 
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硝酸性窒素
近年、その危険性が世界中でクローズアップされているのが「硝酸性窒素」です。
私たちの水道水や井戸水、ミネラルウォーターはもちろん、従来の浄水器からも恐ろしいことに検出されています。硝酸性窒素とは、窒素肥料や家畜の糞尿、生活雑排水が最終分解され、体内に吸収されると血液はドロドロになり、ガン、アトピー性皮膚炎、糖尿病、慢性透析、胃炎、高血圧、アルツハイマーなどを引き起こします。水道水や井戸水、ミネラルウォーターにも残留し、従来の浄水器では全く除去できないので問題は年々深刻化しています。
 
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